ホーム 月刊 理科の教育2023年5月号
月刊 理科の教育2023年5月号 - 東洋館出版社
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月刊 理科の教育2023年5月号

一般社団法人日本理科教育学会/編

セール価格 880(税込)
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普及期から浸透期へ移る中,今後の方向性を探る

本書の概要

理科教育の最新動向をタイムリーにとらえた特集テーマ、バラエティ豊かな連載によって、研究や授業実践に役立つ情報を紹介する雑誌です。「理科教育の本質を追究する」をモットーに、昭和27年の創刊から現在まで、日本の理科教育の進歩と発展に貢献してきました。

特集

1人1台端末を活用した理科授業-GIGA3年目に向けた実践-

「GIGAスクール構想」の推進で、全国各地の学校には1人1台端末が普及しました。その中で、教員も児童生徒も新たな学習の可能性に気付き、1人1台端末を活用した様々な学習の工夫を始めています。
端末が1人1台になることで、学びの主体は児童生徒となります。端末だけでなくクラウド環境も導入されることで、協働学習や校外・家庭における学習も期待されているでしょう。新たな学びへの期待が高まる一方で、具体的にどのような実践をすればよいのかと悩んでいる教員も多いです。
『理科の教育』編集委員会が2022年9月に開催したワークショップ「理科授業における1人1台の活用」のブレークアウトセッションでは、「端末を有効に使いたいが、教育委員会や学校の制約が多い」「ネットワークが遅く、待たされる時間が長い」など、普及期ならではの苦悩が以前より聞かれなくなり、「児童生徒のスキルが上がり、操作の習熟にかける時間が減ってきている」「授業支援アプリやデジタルホワイトボードを使うと思ったより簡単に協働的な学びが実現できた」「動画編集機能を活用すると、今までにない学びができた」など、前向きな感想が数多く得られました。
その一方で、「ドリルアプリやデジタル教科書に付いているデジタル教材をどう使えば有効なのか」「あえてICTに頼らず、実感を伴った観察・実験を大切にしたい」などの声も相変わらず聞かれます。
理科授業では、観察・実験を中心とした問題解決や探究の過程を通じた学習活動を重視してきました。1人1台端末に限ったことではありませんが、学習活動をさらに活性化させるにはどうすればよいのでしょうか。本特集では、将来への期待や希望を含め、今後の1人1台端末の実践の方向性を探っていきます。