ホーム 月刊 理科の教育2023年6月号
月刊 理科の教育2023年6月号 - 東洋館出版社
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月刊 理科の教育2023年6月号

ISBN: 4910093130637

一般社団法人日本理科教育学会/編

セール価格 880(税込)
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本書の概要

理科教育の最新動向をタイムリーにとらえた特集テーマ、バラエティ豊かな連載によって、研究や授業実践に役立つ情報を紹介する雑誌です。「理科教育の本質を追究する」をモットーに、昭和27年の創刊から現在まで、日本の理科教育の進歩と発展に貢献してきました。

特集:見せてください! あなたの学校の理科室・理科準備室

新たな時代の理科室経営に向けて

理科室・理科準備室は、「児童生徒を理科好きにさせたい」「児童生徒に主体的に観察・実験に取り組ませたい」など、理科を担当する先生の願いや思いが込められている空間です。学習指導要領の改訂や最近の教育改革の流れに呼応するように、理科室・理科準備室もさらなる充実が必要です。先生方は学習指導要領の改訂によって、新たな単元、学年移動した単元、 前回よりもより充実された自然災害に関する内容について、新たに教材・教具を自作したり、購入したりしてそろえるなどの準備をされていることでしょう。また、 最近の教育改革の一つであるGIGAスクール構想によって、子どもたちの手元に1人1台端末が届けられていますが、理科の授業でも様々な場面で活用されており、理科のデジタル教材も増えていることでしょう。そのような流れの中で「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善を目指し、児童生徒にも使いやすい理科室が工夫されてきているのではないでしょうか。
しかし、各学校が抱える環境や現状は厳しいものがあることは否めません。「理科室備品の学校予算が少ない」「収納スペースが少ない」「老朽化で使えるスペースが限られる」、小規模校からは「理科室と家庭科室が一緒でスペースがない」など、「整備したいがなかなか進めることができない」といった声、さらに小学校では「専科制や教科担任制によって、理科室の整備方針が変化した」、中学校や高等学校では「複数配置による先生方の理科室の運営の考え方の違いがある」といった声が聞こえてきます。一方で、こうした厳しい環境や現状においても、「デジタル教具が扱いやすい環境を心掛けています」 「児童生徒が観察・実験を主体的に取り組みやすくする理科室の環境をつくっています」「児童生徒が興味・関心をもつための工夫をした理科室をつくっています」など、日々奮闘している声も聞こえてきます。
そこで、本特集では「デジタル時代に即した理科室の環境」「授業における実感的な学びとともに、理科室の環境に隠された何気ない環境からの学び」「授業を効率よく実施するための授業準備を支える理科室」 「理科室の教材教具の配置」など、先生方の思いの詰まった理科室・理科準備室の工夫を紹介していただきます。それらによって、急速に変化する時代の中で、新たな理科室経営の在り方の提案としたいです。

(『理科の教育』編集委員会)