小学校家庭科 資質・能力を育む学習指導と評価の工夫

    小学校家庭科 資質・能力を育む学習指導と評価の工夫

      ISBN: 9784491041148

      筒井 恭子/編著

      2,300(税込)

      著者紹介

      筒井 恭子
      前文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
      石川県出身。石川県内の公立中学校・高等学校教諭、石川県教育委員会小松教育事務所指導主事、公立小学校教頭を経て、平成21年4月から平成31年3月まで文部科学省勤務。平成29年4月小・中学校学習指導要領、同解説の編集に関わる。平成31年4月から令和2年3月、国立教育政策研究所における評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者
      [2021年2月現在]

      目次

      まえがき

      Ⅰ 家庭科の学習を通して「何ができるようになるのか」「何を学ぶのか」
       1 小学校家庭科において育成を目指す資質・能力
       2 家庭科の内容構成のポイント
       3 小・中学校の内容の系統性

      Ⅱ 家庭科を「どのように学ぶのか」
       1 家庭科における学習過程と題材構成
       2 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善
       3 家庭科の特質を踏まえたICTの活用
       4 家庭や地域との連携
       5 2学年間を見通した指導計画作成のポイント

      Ⅲ 家庭科の学習を通して「何が身に付いたのか」
       1 家庭科における学習評価の改善のポイント
       2 学習評価の進め方
       3 観点別学習状況の評価の進め方と評価方法の工夫

      Ⅳ 授業づくりモデルプラン15
      〔A 家族・家庭生活〕
       1 はじめよう 家庭科
       2 チャレンジしよう 家庭の仕事 プロジェクト1~自分にできる家庭の仕事を増やそう~
       3 一年生となかよくなろう
       4 家族と「ワンチーム大作戦」
       5 おにぎりパーティーで地域の人に感謝の気持ちを伝えよう
      〔B 衣食住の生活〕
       6 ゆでておいしく食べよう マイ温野菜サラダ
       7 食べて元気 ご飯とみそ汁
       8 いためて作ろう 朝食のおかず~家族の「おいしい」をプロデュース~
       9 栄養のバランスのよい休日ランチを作ろう
       10 工夫しよう 日常着の快適な手入れ
       11 ミシンで作ろう わたしのナイスバッグ
       12 夏をすずしく快適に過ごそう
       13 じめじめ季節も大丈夫! わが家のクリーン作戦
      〔C 消費生活・環境〕
       14 ひな祭りパーティーの買物をしよう
       15 くふうしよう 環境にやさしく おいしい食事

      参考文献

        • 本日発送 Feb 25, 2024 09:00:00 +0900 以内に注文する

        商品説明

        「家庭科=実技教科」?

        「家庭科の授業」といえば、何を思い出しますか?
        調理実習で野菜炒めやみそ汁を作ったこと。
        バッグやエプロンを作るためにミシンを使ったこと。
        あるいは、清掃の仕方を学んだり、低学年の子供たちと交流したりしたことが挙がるかもしれません。
        いずれにしても、なんらかの実習が印象に残っているという人が多いのではないでしょうか。

        カレーライスの作り方

        ところで、調理実習でカレーライスを作るためには何が必要でしょうか?
        もちろん、まずは材料や用具が必要ですね。
        それ以外にも、手順に関する知識がなければ作ることができません。
        また、野菜や肉を切ったり、いためたり、煮込んだりする技能も必要です。
        知識と技能があれば、取りあえずはカレーを完成させることができそうです。

        カレーライスの作り方・その2

        しかし、実は、まだまだ必要なものがあります。
        食べるものを作るのですから、清潔・衛生面への配慮が必要です。
        包丁やガスこんろ(あるいはIHクッキングヒーター)を使うでしょうから、安全にも気を付けなければなりません。
        更に、「何人分作るのか」「どれくらいの時間をかけて作るのか」「食べきれなかった分はどうするのか」といった計画性も考慮に入れなければなりません。
        ……「カレーライスを作る」ためには、単純に「作り方を知っている」「作る技能がある」ということだけでは不十分なようです。

        カレーライスから広がる学び

        「カレーライスを作って食べる」だけで終わらせるのは、少しもったいないような気がします。

        ・材料はスーパーマーケットで買いましたか? それとも商店街で?
        ・国産のものと輸入品、どちらを買いましたか? 値段も気になりますね。
        ・1~2人で食べる場合、材料から買って作るよりは、レトルトのほうが便利で安価なのでは?
        ・環境に負荷をかけないごみの処理方法は?
        ・できあがったカレーライスは、あえて暑い部屋で食べますか? あるいは、クーラーの効いた部屋で?
        ・誰かと一緒に食べるとしたら、おしゃべりをしながら食べますか? あるいは黙って?
        ・食べ終わったお皿は、どのように洗うと汚れがきれいに落ちますか?
        ・更においしいカレーを作るためには?

        ……これらはいずれも、カレーライスを調理する単元の中で考えることができる課題です。
        もちろん、当該の単元の中だけで全てを学習することは難しいかもしれません。
        しかし、家庭科の学習全体を通して身に付けた「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」を活用することで解決し、実生活の中にも生かすことができるようになります。

        「何を」だけでなく、「どのように」も

        実習を伴う学習では、「○○を作った」「○○をした」という「何を」学んだかということに視点が集まりがちです。
        しかし、「何を」の学びだけだと、「カレーを作れるようになった」「おいしかった」「楽しかった」という感想だけしか残らないかもしれません。
        「どのように」学んだか、そして「何が身に付いたか」を子供自身が認識できる学びにすることで、他の調理や片付けの仕方、消費生活や環境への配慮などにも進んで学びを広げていくようになるのではないでしょうか。

        家庭科の学習指導と評価の一体化

        それでは、新学習指導要領における家庭科の学習とその評価はどうあるべきなのでしょうか?
        このたび、前文部科学省教科調査官の筒井恭子先生を編著者に、その疑問を解明する1冊をご執筆いただきました。

        筒井恭子編著『小学校家庭科 資質・能力を育む五学習指導と評価の工夫』

        ■主要目次
        Ⅰ 家庭科の学習を通して「何ができるようになるのか」「何を学ぶのか」
        Ⅱ 家庭科を「どのように学ぶのか」
        Ⅲ 家庭科の学習を通して「何が身に付いたのか」
        Ⅳ 授業づくりモデルプラン15
         A 家族・家庭生活:「はじめよう 家庭科」他5事例
         B 衣食住の生活:「ゆでておいしく食べよう マイ温野菜サラダ」他8事例
         C 消費生活・環境:「『ひな祭りパーティー』の買物をしよう」他2事例

        生活をよりよくしようとする子供の育成のために、ぜひご活用ください。

        商品の仕様

        • 読者対象: 小学校教員
        • 出版年月: 2020年10月1日
        • ページ数: 156

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