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Your First Year 教師1年目「指導スキルの磨き方」 - 東洋館出版社
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Your First Year 教師1年目「指導スキルの磨き方」

ISBN: 9784491050744

トッド・ウィタカー/マデリン・ウィタカー/キャサリン・ウィタカー/著 稲垣みどり/訳

セール価格 2,090(税込)
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タイプ: 書籍
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Your First Year 教師1年目「指導スキルの磨き方」

商品説明

「最高の教師は、最高の学習者」。教師1年目の不安と悩みに答える1冊!

本書の概要

教師1年目にいきなりクラスを受け持ち、学級経営や授業を行う。新学期、多くの先生が悩み、不安に思うことでしょう。これは日本だけではなく、万国共通です。本書は、教師を目指す学生、1年目の教師、20代の若手教員にぜひ読んでほしい内容です。教室の準備や手順・ルールの確立、学級経営の実践的なアドバイスなど実践的なアイデア満載です。また、大切な交流に関するヒントは、より多くの若い先生が仕事を続けるのに役立つものになっています。本書を活用して、Your First Yearを特別なものに!

本書からわかること

【準備段階】基本的な学級経営のスキルが身につく

新任の先生たちによると、学級経営こそ教師を始める前に一番不安なことであり、教師1年目に特に難しいと感じることです。本書では、まず準備段階として、どのように教室環境を整え、どのようにクラス内に手順・ルールを確立していくかを紹介しています。それが学級経営の基礎となり、子どもたちにポジティブな文化を育んでいくのです。
そして、子どもたちとの関係の築き方も伝授します。①人間関係、②具体的で高い期待、③一貫性を組み合わせることで、子どもたちの言動は驚くほど変わっていきます。この段階では何よりも「体系立て、体系立て、体系立てです」。

【指導段階】さりげない教師の技・考え方が身につく

初めて子どもたちに接するときは、歓迎の気持ちを示すのは大切ですが、これからに向けての期待を説明する際に自信を示すことも同じくらい大切です。実際に子どもが教室にやってきて、準備段階での予測から外れることがたくさん起こるはずです。そんなときに役立つ、学級経営のテクニックを伝授していきます。

■さりげない方向づけ
Q あなたは子どもがおしゃべりをしているのに気づきました。あなたにとっては、初めて態度を注意する瞬間がやってきました。さあ、どうしましょう。

大事なことは、すぐに叱ったり、ネガティブな態度を指摘したりしないことです。なるべく大ごとにせず、他の子どもたちを巻き込まないようにします。子どもがおしゃべりをしているのに気づいたとき、まずは「近づく手法」を使うことができます。「今おしゃべりしちゃだめでしょう!」と大声を出して他の子どもたちを巻き込むことをせず、黙ってその子に近づきます。それに気づけば、期待されていることを思い出してすぐに話すのをやめるはずです。気づかないようなら、そっと肩に触れて何が起こっているかを知らせます。

【成長段階】教師としてネットワークを広げることができる

教師になって1年目、毎日が円滑に進むよう、あなたは信じられないくらい懸命に働くことでしょう。子どもたちとのいい関係を築く以外にも、考えなくてはならないことがあります。学校の内外の大人と、生産的な交流を図ることです。本書では同僚や管理職とどのように働いていくか、その人間関係の築き方を紹介します。
さらに面白い考えが本書独自の定義である「エンパワラー」というものです。「エンパワラーとは、自信、幸せ、力をもたらす人」。似たような教育哲学を持っている人、親身になってくれる人、あなたが信頼できる人を積極的に探していくことを提案しています。①学校、②地域、③外部の講習、④ソーシャル・メディア、様々な場所でエンパワラーを見つけることができます。日本でもTwitterで情報を交流している先生は多いですが、これは世界共通のようです。

ほかにも本書を通してわかること

本書では、仕事を進めていく中でうまくいかないときに、「微調整」と「リセットボタン」という手法を紹介したり、新たなビジョンの導入の仕方を提案したりしています。何よりも、教師という職業を選択した「あなた」を応援しています。失敗しても、必ず成功できるというエールこそが本書の目的なのです。最後に印象深い一説を紹介します。

教師になって1年目に受け持つ子どもたちを、あなたは忘れることはありません。初めて受け持った子どもたちは、記憶にも心にもずっと残るものです。最初の教え子たちはどこか特別で、忘れがたいのです。そしてあなた自身も、忘れがたいと思われるような教師になっていかなくてはなりません。(本文より)