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幸福感に満ちた学校をつくる - 東洋館出版社
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幸福感に満ちた学校をつくる

ISBN: 9784491051086

塚田 昭一/著

セール価格 2,310(税込)
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タイプ: 書籍

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匿名
期待する先生にプレゼントしたい本

塚田先生の元教え子です。
低学年の時に担任をしていただいて以来、先生のことは忘れたことはなく、お元気にされているかなと調べて辿り着いたのがこの本です。
そのくらい、当時から一人一人の子どもを大切にされる印象深い先生です。
第一章に「いい学校とはどんな学校か」とあり、私はまさに「いい時間だったな」という記憶から、先生のことを思い出すので、先生がそういうクラスにしてくれていたのだろうと読んでいて感慨深くなりました。
参観日でもないのに、いつもたくさんの大人の人が授業を見にきていたことや、クラスでとかげを飼って、切れた尻尾が生えてくる様を観察したことを思い出しながら読み進めました。
私は教員ではありませんが、子を持つ親として、また児童発達支援に携わる人間として、非常に学びになる1冊でした。
学び続ける先生の姿勢、たくさん良書に触れる大切さ、子どもが主体となる教育、保護者や地域とのつながりを大切にすること、法的根拠に則って遂行されてきた数々の取り組みが、とても具体的に、柔らかな言葉で書かれており、ブレのない思いが伝わってきます。
子ども時代、授業に惹きつけられたように、一気に読み切りました。
1人でも多くの先生に(校長先生だけではなく、若い先生にも)ぜひ読んでいただきたいと思う1冊です。
そして登場する野寺小の先生方のように育ち続ける先生方が、日本に増えてほしいと切に願います。

商品説明

教諭、主任、教頭、学力調査官、指導主事時代に培ってきた構想(vision)、知見(know-how)、人脈(connection)を総動員して、着任1年目から最高の学校にする!

本書の概要

素掘りから行った手づくり田んぼ、屋上まで伸びたヘチマの学習活動など、多くのメディア(NHK for schoolやケーブルテレビなど)に取り上げられてきた埼玉県新座市立野寺小学校。2020年にはFNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品に選ばれるとともに(フジテレビにて放映)、地域の学校応援団による「地域学校協働活動」は文部科学大臣表彰を受けるに至ります。
こうした、数多くの実績を生み出す基盤をつくったのが、著者である塚田昭一先生です。本書では、塚田先生が実践した多岐にわたる学校経営改革の考え方と方法を紹介します。 現職の管理職はもとより、これから管理職を目指す全ての先生方に贈る、知恵の詰まった珠玉の1冊!

本書からわかること

教員一人一人のモチベーションを高める学校組織

ひと昔とは異なり、管理職と教諭との間に、主幹教諭や指導教諭といった新たな職階が生まれて久しいわけですが、本質的には横並び意識が強くなるのが学校組織で、一人一人の責任が曖昧になりやすい職場です。この職場特性は、教員のモチベーションを上げるどころか、下げてしまう要因となり得ます。ここに、発想の転換が必要な理由があります。
「校務分掌の位置づけ」というと、一般的には「組織表に基づいて教員各自に既存の校務を割り振ること」と考えられがちですが、この考え方を「教員がそれぞれに得意なことを発揮できる校務(場と出番)をつくること」に転換することによって、学校組織は活性化します。

「なんのために」を見失った前例踏襲は、教員の意欲を奪ってしまう

どんなにやる気を感じられない教員が校内にいたとしても、最初からやる気のない教員などいません。学校には、そうした教員のやる気を奪う元凶があるのです。それが、「『これまで何年も行ってきたことは変えられない(変えたくない)』という頑なな(管理職を含む)教員の先入観」です。
このとき管理職として行うべきは、この「先入観」を剥がすことに尽きます。そうできさえすれば、「新しい挑戦はおもしろい」「自分の得意を発揮できそうだ」といった機運を生み出すことができます。その過程で、教員は本来のやる気を取り戻し、自分のもてる力を思う存分発揮してくれるようになります。

上記を踏まえ、本書ではさまざまな学校経営改革の具体策を紹介します

●働きがいのある職場環境づくり
●教員自らの発想と知恵でつくり出す校内研究組織
●無理なく年休を取得しやすくなる働き方改革
●教員の授業力を向上する短期内地留学
●保護者の教育力を生かす全学級副担任制
●教員、保護者、子どもと語り合う校長室ランチ・ミーティング
●学童保育に通う子どもの環境改善
●地域の教育力を生かす体験学習の充実(野寺小田んぼなど)
●子どもたちにまで届く学校経営ビジョン
●データ分析に基づく学校の危機管理
●リーダーシップを磨くキャリア形成 など