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2年生になっても学級が崩れない「小学1年生の育て方」

ISBN: 9784491054407

元山 瑶子/著

セール価格 2,090(税込)
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商品説明

1年生を育てる、学期ごとの明確な意図と、徹底した伸ばす指導。

2年生になっても学級が崩れない子どもたちを育てるポイントは、学期ごとに明確な意図をもって子どものもてる力を引き出し、伸ばす指導を徹底することです。
そのうえで、他者意識の薄い1年生の子どもたちが、安心感をもってクラスメイトに対して関心をもち、かかわり合うことのおもしろさ、たのしさを感じられるようにすること。本書はその考え方と方法を1冊にまとめています。
小学校生活が学び豊かな場所になるか、子どもたちが自ら成長していきたいと思える場所になるかは、1年生のときの1年間にかかっているといっても過言ではありません。そうなるためには、学期ごとに明確な指導意図をもって子どもたちとかかわり、安心感のある教室環境をつくることが必要です。

本書からわかること

1学期にしておくべきこと、そのために必要な指導方法がわかる

「1学期に行うこと」と「1学期の指導で心がけるポイント」は次のとおりです。
〈1学期に行うこと〉
●規律を重視して安全・安心な教室をつくる。
●スタートカリキュラムで幼児期からなめらかに接続する。
●SST(ソーシャルスキル・トレーニング)を軸に、集団の一員として過ごすスキルを身につけられるようにする。
〈1学期の指導で心がけるポイント〉
●新しい学校生活をたのしめるようにする。
●ほめながら、望ましい行動を習慣化する。
●大切なことは何度も繰り返して、子どもたちに意識づける。
●教師との一対一のかかわりに執着することから脱却させる。

2学期にしておくべきこと、そのために必要な指導方法がわかる

「2学期に行うこと」と「2学期の指導で心がけるポイント」は次のとおりです。
〈2学期に行うこと〉
●学校生活リズムを取り戻すための助走期間を設ける。
●夢中で学べる学習集団をつくる。
●一方的に教師の都合を押しつけない。
●「あいづち力」をはぐくむ。
●「担任の先生がいなくて大丈夫な学級」にする。
●「まじめにがんばることが評価される学級」にする。
●失敗がこわくなくなる環境をつくる。
●偏った見方から不適切な発言をしてしまう子どもに対応する。
●「自分の仕事」や「行事」に対して前向きに、たのしく取り組めるようにする。
〈2学期の指導で心がけるポイント〉
●学級内での序列化(スクールカースト化)を防ぐ。
●子どもが自分の困り感や不満を解決できるようにする。
●「人は人、自分は自分ということ」「注意すべきこととそうでないこと」を区別できるようにする。

3学期にしておくべきこと、そのために必要な指導方法がわかる

「3学期に行うこと」と「3学期の指導で心がけるポイント」は次のとおりです。
〈3学期に行うこと〉
●自分で判断する力をつけられるようにする。
●自分の学びをたのしめるようにする。
●「やってみたい」を実現できる学級にする。
●学級をつくるのは自分たちだと自覚できるようにする。
●子ども同士のかかわりをより豊かにする。
●自分のたのしみを自分で見つけて熱中できる子にする。
〈3学期の指導で心がけるポイント〉
●教師は自分の存在感をさらに薄くし、子どもの思いや願いの実現をサポートする。
●よい行動や経験の価値に気づかせるしかけをつくる。
●進級とクラス替えに際しての心構えを伝える。