月刊 理科の教育2023年10月号

    月刊 理科の教育2023年10月号

      ISBN: 4910093131030

      一般社団法人日本理科教育学会/編

      800(税込)

      目次

      令和5年10月号
      通巻855号
      2023/Vol.72

      【特集】チームで理科の課題に挑む!

      ■教育委員会によるプロジェクト
      ●チーム群馬で取り組む科学の甲子園ジュニア
      -大学・社会教育施設等と連携して取り組む事前研修- 加瀬 健5
      ●地元で根づいた「とやま科学オリンピック」とのコラボレーション
      -「科学の甲子園ジュニア全国大会」に向けての取り組み-
      岩城 圭一8
      ●科学好きの子どもをたくさんに-いばらきサイエンス育成事業を通して-
      中川 卓浩12
      ■チームで理科の課題に挑む実践
      ●科学の甲子園に向けた海陽学園での取り組み
      小野 正樹16
      ●チームの力が個々の力も成長させる!
      -科学の甲子園ジュニアへの参加を通して- 小原 洋平19
      ●年間を通して一つのテーマをチームで探究する経験が生む効果とは-東洋大学中・大連携・課題発見型連携講座「未来の科学者育成プロジェクト」の概要―
      後藤 顕一・星野 純一郎・亀澤 信一22
      ●チームだからこそ育まれた個々の力-身近な調理科学を探究することを通して- 露久保 美夏・内記 克子24
      ●生徒たちの可能性を信じることで「学会発表」を成し遂げた
      三浦 健・太田垣 十也・大貫 眞弘27
      ●八千代市から科学の甲子園ジュニアへの挑戦-生徒や教員の主体的な学びを育成するための様々な連携や取り組み- 奥野 紗也香30
      ●「科学の甲子園」全国大会に挑む!-「南高SS ゼミ」を活用して-
      雨宮 祐二33
      ●科学の甲子園出場から得たこと
      -チーム力の醸成と世界大会出場を経験して- 岩田 久道36
      ●競争の先にある協調
      -仲間と一緒に試行錯誤する中で生まれるものとは- 田原 剛二郎39
      ●膳所高生と科学の甲子園-仲間と共に課題を楽しむ-
      小島 孝弘42

      連載講座
      ●『理科教育学研究』を授業に生かす
      抵抗の形状と抵抗値の概念の理解と応用
      -視覚的なイメージを用いた合成抵抗の公式の導出- 露木 隆46
      ●生徒をひきつける観察・実験
      粒子モデルを用いて反応した物質同士の質量比を考える演習 宮内 卓也48
      ●教材研究一直線
      樟脳の昇華を観察する 田中 千尋50
      ●教材の隠し味
      ビスマス結晶を生徒のお守りに 栃山 裕策52
      ●Let’s Try!理科授業のDX
      協働型デジタルワークシートで表現しよう!
      〜見えない現象をみんなで思考・表現〜 横田 直人54
      ●先生はサイエンスマジシャンNEXT
      最新リニアモーターカーモデル 辻本 昭彦56

      学会通信57
      次号予告64

      〈今月の表紙〉
      ダルマワシ
      学名:Terathopius ecaudatus

      タカ目タカ科。
      アフリカのサハラ砂漠以南に生息する。翼の模様で雌雄の見分けがつく。メスは翼に白い部分があり,オスは黒い。

      表紙写真:片平久央
      表紙・本文デザイン:辻井 知
      (SOMEHOW)

      Society of Japan Science Teaching
      SCIENCE EDUCATION MONTHLY
      2023/Vol.72/No.855

      To Address the Challenges of Science, Working Together As a Team !

      5 As a Team-Gunma, We Work Well Together at Science Koushien-Junior
      KASE Takeshi, Gunma Prefectural Board of Education, Gunma
      8 Working Collaboratively with “Toyama Science Olympic,” That Has Taken Roots in Our Community
      IWAKI Keiichi, Niikawa Comprehensive Special Needs School, Toyama
      12 For More and More Children to Become Science-Loving Kids
      NAKAGAWA Takahiro, Ibaraki Prefectural Education Bureau, Ibaraki
      16 Kaiyo Academy’s Efforts Aimed to Enter the Competition of Science Koushien
      ONO Masaki, Kaiyo Secondary School, Aichi
      19 Team’s Ability Helps Students Develop their Own Abilities : Through Joining the Science Koushien-Junior
      OHARA Yohei, Koishikawa Upper Secondary School, Tokyo
      22 Effect of Having Experience of Working Together As a Team, While Exploring One Theme Throughout the Year
      GOTO Ken-ichi, Toyo University ; HOSHINO Jun-ichiro & KAMEZAWA Shin-ichi, Toyo University Keihoku Junior High School, Tokyo
      24 Individual Power Raised by Working Together As a Team : By Exploring Cooking Science Around Us
      TSUYUKUBO Mika, Toyo University, Tokyo
      NAIKI Katsuko, Toyo University Keihoku Junior High School, Tokyo
      27 The Accomplishment Achieved by Presenting a Paper at the Academic Society by Believing in the Potential of Students
      MIURA Takeshi, Toyo University, Tokyo
      OHTAGAKI Tohya, Toyo University Keihoku Junior High School, Tokyo
      OHNUMA Masahiro, Toyo University Keihoku Senior High School, Tokyo
      30 Yachiyo City-based Challenge Aimed to Enter the Competition of Science Koushien-Junior
      OKUNO Sayaka, Chiba Prefectural Education Bureau, Chiba
      33 To Challenge the National Convention of “Science Koushien”
      AMEMIYA Yuji, Kofu-Minami Upper Secondary School, Yamanashi
      36 What We’ve Got from Entering the Competition of Science Koushien
      IWATA Hisamichi, Shibuya Education Academy Makuhari Lower & Upper Secondary School, Tokyo
      39 Collaboration That Lies Ahead of Competition : What Benefits Have Been Derived From Working Together With Friends and Learning by Trial and Error?
      TABARU Koujiro, Upper Secondary Division of Tamagawa Academy, Tokyo
      42 Our Students and Science Koushien : To Enjoy Doing a Project Together With Friends
      KOJIMA Takahiro, Zeze Upper Secondary School, Shiga

      46 Bringing “Journal of Research in Science Education” into the Classroom
      48 Demonstrations to Attract Students
      50 Hot Pursuit of Science Material Development
      52 Tips to Spice up Instructional Materials
      54 Let's Try! DX in Science Lesson
      56 My Teacher Is a Science Magician <NEXT>

      目次英訳:柿原聖治
      A table of contents is translated into English by KAKIHARA Seiji

        • 本日発送 Feb 22, 2024 09:00:00 +0900 以内に注文する

        商品説明

        特集:チームで理科の課題に挑む!

        イベント・大会への参加を通じて養われる資質・能力とは

        10年前の2013年に始まった「科学の甲子園ジュニア」と、2012年に始まった「科学の甲子園」は、中学生と高校生を対象とした理科のイベントで、毎年、各都道府県の予選と全国大会が行われています。「甲子園」「全国大会」というと、スポーツと同様に勝利至上主義的な指導が心配ですが、この催しをきっかけに理数教育に関する多様な取り組みが各地で行われるようになりました。

        地方予選を充実させて独自の理科の大会を開催し、県内の理科教育の振興に取り組んでいる県があります。また、生徒が大会に参加したいと先生に頼んで有志を募って参加し、その後にその生徒たちが学校に科学部をつくったという事例もあります。

        これらの大会の特徴は、理科の物理、化学、生物、地学の各分野と数学・情報分野の筆記問題と、これらの各分野に関する実技問題と分野を総合した実技問題があること、これらの筆記と実技の両方の問題に6人から8人のチームで解答することです。それぞれのチームは、学校単位でつくる場合が多いですが、いくつかの学校で合同チームをつくって参加する場合もあります。また、各学校の理科部などの部活動で参加することもあれば、校内で有志を募って参加する場合もあります。

        生徒たちにとって、チームで力を合わせて理科の問題を解くという経験ができるのは、稀な機会と言えるでしょう。予選でも本選でも、生徒たちはそれぞれが得意な分野の問題を担当して解いている場合が多いですが、普段の問題とは様子が違う(そもそも問題文が長い!)ため、頭を寄せ合ってお互いに相談している姿をよく見かけます。

        そして、実技問題がなかなか手ごわいのです。モーターを作るだけでなく作ったモーターで自作の車を走らせたり、LEDの点滅を使って暗号で通信を行ったり、大粒の金平糖の凸凹な表面積を測定したり、生徒たちは皆、四苦八苦しながら取り組んでいます。チーム内で相談できても、限られた時間の中で課題解決に結び付くアイデアを出すのはなかなか大変で、暗記や計算が得意な生徒よりも、ものづくりが得意な生徒や、見通しを立てるのが上手な生徒が活躍しています。

        理科の大会にチームで取り組んで課題を解決しようとするプロセスは、勝ち負けや順位(成績)などの結果とは全く別の次元の学びを生徒にもたらしていると言えるでしょう。

        本特集では、特に「科学の甲子園」等の理科のイベントの地方予選や各地域の大会に注目し、独自の開催方法や勉強会などに取り組んでいる教育委員会や学校から、それぞれの取り組みと参加した生徒の様子などを紹介していただきます。生徒に求められる理科の資質・能力を評価する視点を改めて考える機会としたいです。

        (『理科の教育』編集委員会)

        商品の仕様

        • 読者対象: 小学校教員・中学校教員・高等学校教員・大学教員
        • 出版年月: 2023年9月28日

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