中学校教員をしていると、避けては通れないのが「校則」。前回に続いて校則や、最近改訂された「生徒指導提要」について現場の本音を発信します。
「がっこうてんぴぼし」のテーマは「どっちが正義?!校則vs個性!」
持続可能な校則をつくりたくて
校則にまつわるお話は、さまざまな要因が絡み合っていて複雑な状態にあります。一本一本ほどいてスッキリさせたいのになかなか忙しくて手がつけられない…まるで、職員室のコード類を見るようです…。
生徒指導提要の中で、「校則の見直し」についての項目が増量したのは、なかなか変われない学校の体制に痺れを切らした世の中の気持ちの表れなのかなあ…とすら思えてしまいます。
しかも、見直しの項目の中に「教育委員会の取り組み例」として、「校則の内容、見直し状況について調査する」など、ガッツリ例も示されています。
間違いなく、これから見直しの波が来るはず…あぁ仕事が増えそう…。
とはいえ、目の前の生徒から目を背けてもいられません。私たち教師は正義の女神ではないので、いろんな目隠しを振り払って、天秤の揺れをちゃんと見極めて判断をしていく時なのだと思うのです。
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