命をつなぐ、一枚ずつ。

命をつなぐ、一枚ずつ。 - 東洋館出版社

命をつなぐ、一枚ずつ。

エゾシカ革を少しも無駄にしないように

そして、エゾシカの現状を知っていただくために

絶滅寸前だったエゾシカ、北海道で60万頭繁殖

エゾシカは、その名の通り、北海道にしか生息しない野生動物です。

明治時代(1868-1912)に乱獲と暴風雪により、エゾシカの生息数は絶滅寸前まで落ち込みました。

しかし、相次ぐ規制措置により、エゾシカの数はこの30年で大幅に増加した。北海道には60万頭以上のエゾシカが生息していると言われています。エゾシカの主な捕食者であるエゾオオカミが絶滅したこと、原生林が農地化され新たな放牧地ができたこと、狩猟者が減ったことなどが、エゾシカの生息数が急増した理由と推測されています。

駆除されたエゾシカの行末

強度の採食や踏みつけによる生態系への悪影響は、大きな問題となっており、エゾシカによる農作物の食害や樹木の芽や皮の剥ぎ取りが急増、自動車や鉄道との衝突事故も増加し、私たちの生活に大きな影響を与えています。

人間活動に害をもたらす害獣として認識されており、生態系の保全のために年間約12万5千頭(2015年資料)ものエゾシカが駆除されています。

頭数管理をしなければ、森林被害が拡大しシカ自体や森全体の生態系が崩れてしまうためです。

ですが、駆除されたシカの角と皮はほとんどは有効活用されずに廃棄されているのが現状です。


日本人にとって最も馴染みのある鹿革

日本で最も古くから親しまれてきた鹿革。

日本で牛革を使うようになるのは比較的近年のことで、「革」といえば鹿革という時代の方が長かったそうです。

鹿革は軽くて丈夫で柔らかい特性を活かし、生活の中に取り入れられてきました。

その歴史は1300年前に遡り、日本古代に作られた革製品が現在も残されています。飛鳥時代から現代の弓道・剣道に至るまで武具の部品として使われており、江戸時代になると武家や庶民の間で巾着やたばこ入れ、火消し用の羽織、頭巾など、人々の生活を彩るアイテムとして利用されていました。

エゾシカ革の優れた特性

実は鹿の革はとても機能性が高いことで有名です。

その秘密は皮膚を構成する繊維の細かさにあり、これにより、吸湿性や保湿性に優れた手触りの良い革が生まれます。

”レザーのカシミア”

このような言葉で表されることも多く、動物革の中でも高品質な革で軽くて柔らかく強靭で劣化しづらいという特徴も持っています。

エゾシカ革は油分を多く含んでいるので、他の動物の革のようにお手入れの時に油分を補給する必要がありません。

気になる汚れや水が付いた場合は乾いた布やタオルで軽く拭き取るだけで大丈夫です。

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