ホーム 新しい算数研究2025年4月号

新しい算数研究2025年4月号

ISBN: 4910015470452

新算数教育研究会/編

セール価格 1,100(税込)
付与予定ポイントpt
6
人がこの商品を閲覧しています

レビューを書くと100ポイントプレゼント

Customer Reviews

Be the first to write a review
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
商品説明

特集:現行学習指導要領の主旨の実装に向けて

令和7年度がスタートしました。春本番、学校では新たな教育活動が始まり、教室では楽しく豊かな算数の学びが展開されていることと思います。
さて、現行の学習指導要領が完全に実施されて8年が経過し、昨年の9月には「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」の論点整理、また年末には中央教育審議会へ大臣諮問、さらに1月末からは中教審教育課程特別部会における審議が開始されるなど、次期学習指導要領に向けた議論が始まっています。そのような中、今年度の『新しい算数研究』は年間テーマを「次期教育課程への提言~次代の算数の授業の具体を描く~」として、月ごとにテーマに迫る論説とそれに合わせた授業実践によって内容を構成して発信していくこととしました。毎号の特集では、授業づくりを進めるにあたり単元の構成の在り方から、 事前・事後研究を含めた授業実践の取組みを掲載するなどして次期教育課程への提言内容の具体を描きつつ、算数の本質に迫る授業づくりについて考えていきたいと考えています。次期学習指導要領に向けた議論に合わせて、本誌がしっかりと次期教育課程へ提言していくことを目指していけたらと思います。
 4月号の特集テーマは「現行学習指導要領の主旨の実装に向けた次代の算数の授業の具体を描く」です。現基準が重視する数学的に考える資質・能力を育むための授業について改めて問い直してその具体を提案しています。「論説」においては、現行基準の主旨の実装に向けて次代の算数の授業の具体を描くために必要なことについて全体を俯瞰しながら論じていただきました。 それを受けて2つの視点(視点1:概念的知識・方略の育成に向けて教科指導に期待されること 視点2:能力ベイスの授業づくりにどのような単元づくりが期待されているのか)を設定し、単元構成から事前研究・授業・事後研究という一連のプロセスでこれからの資質・能力ベイスの授業創造へ向けた具体的な取り組みを提案し、次期基準への橋渡しに向けて、今、何を行っていくべきかを大阪支部の皆さんに力強く提言していただきました。
 2年後に想定される学習指導要領告示・改訂に向けて、これからの算数科教育に何が期待されているのかを多くの読者の皆様と一緒に考えていけたらと思います。引き続き皆様からの積極的なご意見・ご感想を、是非編集部までお寄せくださいますようお願いいたします。